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【海外移住】フィリピン・セブ島に半年住んでみて感じたメリット・デメリット

セブ島移住メリット・デメリット

やっとコロナのパンデミックが落ち着き、2023年7月からワクチン接種証明書などの提示もなく気軽にフィリピンへ訪れることが出来るようになりましたね

海外旅行で1〜2週間来ただけじゃわからない、子供の英語教育のために家族で移住し、半年住んでみたからこそ感じるメリット・デメリットをぶっちゃけてお話しします。

目次

フィリピン・セブ島とは?

フィリピン・セブ島に関する基本的な情報を以下にまとめました。

1. セブ島の位置:

  • セブ島は、フィリピン諸島の中央に位置しています。セブ市はセブ島の主要都市であり、セブ州に属しています。

2. 首都:

  • フィリピンの首都はマニラですが、セブ市はフィリピンの主要な都市の一つであり、経済的にも重要な地域です。

3. 言語:

  • セブアノ語(Bisaya)がセブ島で一般的な言語であり、またフィリピン国内で使用される主要な言語の一つです。英語も公用語として広く使用されています。

4. 観光:

  • セブ島は美しいビーチ、リゾート、歴史的な名所、水中観光スポットで知られています。有名なリゾート地としては、マクタン島やボホール島などがあります。

5. 文化と歴史:

  • セブ島はフィリピンの歴史的な地域で、フェルディナンド・マゼランによるフィリピンへの初の到達地でもあります。マゼランが率いる探検隊が初めてフィリピンに上陸したのは、1521年3月16日で、この出来事がフィリピンへのキリスト教伝来をもたらしました。

6. 経済:

  • セブ市はフィリピン国内で重要な経済拠点であり、製造業、輸出入業、情報技術関連産業などが盛んです。マクタン・セブ国際空港は国際的なゲートウェイとして機能しています。

7. 宗教:

  • キリスト教(主にカトリック教会)が主要な宗教であり、セブ島の人々は伝統的にキリスト教の信仰を持っています。

8. 気候:

  • セブ島の気候は熱帯気候で、温暖で湿度が高い傾向があります。雨季と乾季があり、乾季には特に観光が盛んです。

これがセブ島に関する一般的な情報となります。

【海外移住】フィリピン・セブ島 5つのメリット

旅行で訪れただけじゃ不十分、家族で住んでみたからそこ感じるメリットは以下の5つ

  • 英語学習の環境が抜群
  • 一年中すごしやすい気候
  • 日本食・日本食材へのアクセスが簡単
  • フィリピン人の人柄の良さ
  • 他国に比べてかんたんに長期滞在できる

メリット①英語学習の環境が抜群

フィリピン特有の言語(タガログ語やセブアノ語など)もありますが、学校自体がすべて英語で教育されているため、フィリピンでは英語が公用語となっており我が子に英語を学ばせたい家庭には最適の環境です。

通う学校に応じてお値段はピンキリですが、日本と比較するとすごく安いと思います。

セブ島で子供が通うことになるスクールは大きく分けて3つ

  • インターナショナルスクール
    他国に比べるとまだ安いが年間授業料40万ペソ(100万円)ぐらいから
  • プライベートスクール(私立校)
    年間授業料8万ペソ〜20万ペソ(20万円〜50万円)ぐらい
  • パブリックスクール(公立校)
    ローカルが通う学校でフィリピン国籍がないと通えない??

自分の娘・息子が通っているのがプライベートスクールになります。
学校により教育方針がさまざまで、セブ島の中だけでもかなりの数のプライベートスクールがあるため事前に調べたうえで学校見学などされるのが1番いいと思います。

日本で週に一度の英会話教室分の費用で、海外の学校で英語学習できるのは最大のメリットだと感じてます。

メリット②一年中すごしやすい気候

フィリピン・セブ島といえば南国のリゾートアイランド。ってことで一年中暖かくすごしやすい気候となってます。以下抜粋情報です。

1. 乾季と雨季:

  • セブ島の気候は主に乾季(11月から4月)と雨季(5月から10月)に分かれます。乾季は比較的乾燥しており、晴天が続くことが一般的です。雨季には短い激しい雨が降ることがあり、台風の影響もうけます。

2. 気温:

  • 年間を通して気温は比較的一定しており、摂氏25度から30度以上の範囲で変動します。特に乾季には気温が上昇し、30度以上になることがよくあります。

3. 湿度:

  • セブ島は湿度が高い地域であり、特に雨季に湿度が上昇します。湿度が高いため、比較的暑く感じることがあります。

4. 台風:

  • 台風の季節は一般的に6月から11月までで、この期間にはセブ島も台風の影響を受けることがあります。台風が接近すると、強風や豪雨が発生する可能性があります。

5. 海水温:

  • セブ島の海水温は温暖で、一般的には摂氏25度以上です。これにより、セブ島はダイビングやスノーケリングなどの水中アクティビティが人気の観光地となっています。

6. 観光シーズン:

  • 乾季は一般的に観光シーズンとされ、多くの観光客が訪れます。雨季には激しい雨があるため、観光を計画する場合は乾季が適しています。

上記の通り、季節は大きく分けて乾季(12〜5月)雨季(6月〜11月)の2つですが、島の天気なので乾季でも雨が降ったり、また雨季でも一日中晴れていたりかなり運に左右されると思います。(雨季のときは短気ですごい量の雨がふるので道がよく冠水します)


夜はほんとうにすごしやすく、ずっと半袖・短パンですごしてます。

住んでいる地域にも左右されるかもですが、夜は窓をあけて扇風機でちょうどいい。

スギやヒノキもないので、日本の春のように花粉症に悩まされることはなし

メリット③フィリピン人の優しく陽気な人柄

とにかく子供に優しいフィリピン人。
レストランやホテルで子供たちが走り回って騒いでいてもあたたかく見守ってくれたり、
日本だとかなり嫌な顔をされそうな場面も笑顔で対応してくれます。
嫌な顔で対応されるのは、小銭切れのレジで大きなお札を出したときぐらい。

またパーティーが大好きで常にうたっておどってます。
スーパーのレジが激混みしているのに、隣の閉めてるレジに数人あつまってうたっておどってたりします。
とにかくフレンドリーなので、英語が話せない自分にも根気強く会話につきあってくれる、そんなフレンドリーなフィリピン人と過ごしていると、こちらまで笑顔でニコニコの生活をおくれますよ。

メリット④日本食・日本食材が容易に手に入る

セブ島はリゾート・観光地であり、日本人がやっているレストランや日本のチェーン店などたくさん出店されているため、大きなモールや日本人街(日本のお店が集まっている施設)にいけばすぐに日本食を食べることが可能。

日本食レストランの他にも韓国料理・中華・イタリアン・ベトナム料理・ハンバーガーなどいろいろあるので食べることには困ることはないかと。
ウチの子供たちはハンバーガーとピザばかり食べてますが、、、汗

日本食材はセブ市内にある町屋マート(日本のものだけをおいているお店)にいけば欲しいものは手にはいりますが、お値段がすごく高くてびっくり!日本でついてる値札がそのままペソで記載されてるイメージで、2.5倍ぐらいします。
ウチは子供をいっしょにつれて行かないようにしてます。日本のおかしやカップラーメンに興奮しすぎて収拾がつかなくなるため笑
                (円安の影響で2023年12月時点で 1ペソ=2.6円ぐらい)

メリット⑤他国に比べてかんたんに長期滞在できる

フィリピンは入国から30日以内の滞在はとくにVISAの手続きなくてもOK。
(入国時にパスポートにおしてもらうスタンプのみ)
その後、最長3年間も観光VISAで滞在できるめずらしい国です。

VISAの更新にとうぜん費用は発生しますが、フィリピン国内で働くことがない私たち家族にはわざわざ国外に出国せずに長期滞在できるのはありがたいです。

リモートワークなどで日本の仕事をフィリピンですることが可能な方や、奥さんと子供だけで親子留学を考えてる方などに最適だと感じます。

【海外移住】フィリピン・セブ島 5つのデメリット

旅行で訪れただけじゃ不十分、家族で住んでみたからそこ感じるデメリットは以下の5つ

  • 物価が思っているほど安くない
  • セブ市内はリゾート感なし
  • 渋滞がひどい
  • 日本の学校の勉強がかなり遅れる
  • 医療費がたかい

デメリット①物価が思っているほど安くない

結論からいうと、生活していくうえでの費用は日本と変わらないと感じました。

タクシー(初乗り40ペソ〜)やバス(15ペソ〜)などの交通手段や、マッサージ(1h250ペソ〜)、ハウスキーパーの雇用(1ヶ月8000ペソぐらい)など、人件費のみの支払いで完結するものは非常に安いです。

フルーツや国内でかんたんに栽培できる野菜などはまだ日本より少し安いです。
ブタ肉やトリ肉は日本とほぼ同じ。
きのこ類やプチトマト、冬野菜は非常に高いうえに小さくしなびてます。

トイレットペーパーやティッシュ、コピー用紙など紙類は非常に高く、
プラスティックのケースやタッパーなど、日本の100均などで売っている商品が2倍ぐらいするイメージです。
DAISOもショッピングモールの中にありますが、88ペソ〜となっており日本円で200円〜となってます。

家電などは日本とおなじ〜1.5倍ぐらい。
中国製の商品がおおく、クオリティーが低いためすぐに壊れます。なので費用対効果はさらに悪く感じてしまいます。
6ヶ月の生活期間のあいだに、炊飯器1つ・ドライヤー2つ・扇風機1つ潰れました。

                (円安の影響で2023年12月時点で 1ペソ=2.6円ぐらい)

デメリット②セブ市内はリゾート感なし

これは自分だけが感じたことかもしれないですが、セブ市内はまったくリゾート感はなし

綺麗な海とヤシの木いっぱいのイメージでくると、ごみごみした東南アジアの街並みにがっかりすることも、、、
空港などがあるマクタン島のリゾートエリアにいけばイメージ通りのリゾート感を感じることができますが、とにかく街中は自然も少なく空気もたくさんの車やバイクの排気ガスで汚れてます。

マクタン島からボートに乗って15分もすれば他の島へアイランドホッピングにでかけることが可能なので、週末などを利用し是非事前を感じにいってみてください。

デメリット③渋滞がひどい

セブ市内、およびマクタン島内はとくに交通渋滞がひどい。

交通ルールもあってないようなもの&交差点のルールなどもころころ変わりややこしいです。
夜間の道がすいている時間に走れば10分でいける距離が、平日の日中は1時間かかるなんてこともざらにおきます。

また渋滞は交通渋滞だけでなく、スーパーのレジでも発生するため時間にはかなり余裕をもって行動するをオススメします。
レジに10組ぐらい並んでると、日本だと10分も待たないのにセブだと1時間近くならぶハメに笑

デメリット④日本の学校の勉強がかなり遅れる

今後日本の学校に通わない前提で移住しているなら問題ないのですが、

我が家はとりあえず移住期間を1年で考えて留学し、その後は日本の小学校・中学校へ帰るため、日本の学校の学習(漢字、算数)は必須となっております。

ただ慣れないフィリピンの学校に行って精神的に疲れて帰ってきたところに、なかなか日本の学習まで!とはいきません。学校の方針によっても違いますが、学年によっては課題や宿題がでるケースもあります。日々のプライベートスクールに通うだけで子供たちは精一杯になっているところに、さらに日本の小学校の勉強をおこなう必要があるのです。

とはいえ、国語・漢字・算数はやらなければいけないので、子供たちがなるべく楽しんで勉強できる環境作り(セブ島にある補習校や持ってきた教材)で少しでも学習させている状況です。

デメリット⑤医療費がたかい

セブには大きな病院もあり、日本語対応してくれるジャパニーズヘルプデスクなどもあり比較的安心して病院へいくことは可能です。

ですが、病気やケガをした際の医療費がすごく高い

日本のように健康保険の概念がないためえげつないです。

先日娘がネコにひっかかれ、狂犬病が心配だったため病院へ駆け込みました。
結果的にはキズがすごく小さかったためワクチンを打つ必要はなかったのですが、ワクチンを打たなければならなかった場合は1回20000ペソ(約5万円)×7回必要だといわれました。

日本とは違い、デング熱や狂犬病などの感染症も多いため必ず海外旅行保険に加入することを強くオススメします。

ちなみに我が家は海外旅行保険付きのクレジットカード(家族特約付き)で、もしもの時の医療費を対応してます。
具体的には、ずっとマイルを貯めているJALカード(ゴールド)とミライノカード(ゴールド)を所持しています。
JALカードが自動付帯(出国から自動で90日保証)ではじめの3ヶ月をカバーし、滞在4ヶ月目からは無保険となりますが不測の事態が起きたときようにミライノカード(利用付帯)を持っています。

利用付帯保険は、現地で公共交通機関などの利用時にクレジットカードを使用することで、利用した日を基準に一定期間保険がスタートする仕組みになってます。

*利用付帯保険で補償を行なっているクレジットカード会社は非常に少なく(ほとんどのクレジットカード付帯保険は自動付帯)、家族特約までつくものはかなり限られると思います。

まとめ

私が感じたメリット・デメリットいかがでしたでしょうか?

日本国内であれ、海外であれ、大事なことはその地域の文化を尊重し染まることが大事だと感じました。
「郷に入っては郷に従え 」ことわざのとおり、不便さや不自由な部分を楽しんででいくことが必要だと思います。
ふしぎなことに日本ではイライラしてしまうことも、セブにいるとまったく気にもならず違いすぎてて笑ってしまいますよ。

そんな他国フィリピンへの移住、みなさんも是非一度考えてみては?

では、最後までお読みいただきありがとうございました。
少しでもお役にたてていれば幸いです。

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この記事を書いた人

こんにちは!
ブログ運営者のAKOです。

2023年5月から子供たちの英語教育のためフィリピン・セブ島へ家族4人で移住中。

親子移住・親子留学を検討されている方向けに情報配信していきます。

趣味のサーフィン記事に脱線することもあると思いますが、少しでも参考になれば嬉しいです。

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