こんにちは、セブ島での生活も7ヶ月をこえたAKOです。
我が家の子供たちもセブ島のプライベートスクールに通い出して5ヶ月が経過しました。
プライベートスクールで英語まみれの授業を受けメキメキとヒアリングは鍛えられていますが、1年の滞在で一度日本へ帰国予定の我が家では日本の小学校で受けている教育をカバーすることも必須となっております。
そこで今回は、小学生6年生の娘と小学3年生の息子が、フィリピン・セブ島で日本語学習(日本の学習)をどのように継続しているのかをご紹介します。
日本人補習校
フィリピン・セブ島には日本人補習校という駐在員・長期移住・親子滞在者むけのサービスがあります。
毎週土曜日に3時間、
・日本の教科書を使って国語や算数を中心に学ぶ 「教科書クラス」
・日本語の習得を目的とした 「日本語クラス」
の2クラスにわかれて授業をおこなってくれます。
ウチの子供2人も「教科書クラス」で学校に通っており、日常の学校ではなかなか話をすることのできない同学年の友達との日本語での会話ができる点でも、非常にありがたい学校になってます。
また、日本で経験していたイベント(餅つきやクリスマス会など)も実施してくれるのでフィリピンにいながらしっかりと季節感を感じることができます。
日本の教材を利用
日本人補習校の他にも教材を用いて毎日国語・漢字・算数だけ学習させてます。
(小学生での理科や社会はすぐに追いつくことが可能と判断したため)
数あるおすすめの教材のうち、我が家が持参した教材をご紹介します。
日本で使っていた教科書とドリル
我が家は5月にセブ島へ旅立ったのですが、その際に小学校で利用していた教科書をセブ島まで持ってきました。
20キロの受託荷物が子供2人分の教科書やドリル・文房具でいっぱいになってしまいましたが、無いよりある方がいいと思い持ってきてみれば、これが全くの手付かずの状態に。
結論からいうと、全く不必要でした。
まったく手に取ることなく、今もキャビネットのなかで積み重なってます。
日本の教科書にあわせて学習できる!スマイルゼミ
教科書などの他に、何かリモートで学習できるものはないか探している際に見つけたのがスマイルゼミです。
2人分のスマイルゼミも契約し、セブ島へ持ってきたのですがこれが大いに役立っています。
利用してみてのメリット・デメリットは以下の通り、
メリット
- 日本で通っていた学校の教科書に沿った学習ができる
- 使っていた教科書の予習・復習ができる
- 自分専用のタブレットがもてる
- なるべく月額がやすいほうがいい
まず初めにフィリピン・セブ島へ移住する際、子供たちが生活環境に馴染めずすぐに日本へ帰国!
となっても、日本で本人たちが通っていた学校のカリキュラム(教科書やながれ)に沿って学習できるため、帰国した際にスムーズに学校生活に戻りやすいと感じてます。
自分専用のタブレットが持てることで2人の子供がケンカすることなく、学習によって貯まったポイントでゲームができたり、アバターの作成ができるのでモチベーションキープに大活躍です。
また、他のタブレット学習の教材と比べ月額料金が安いため、家計にも非常にやさしくなってます。
デメリット
- 専用のタブレットの購入が必要
- 専用ペンが必要
海外に長期移住するにあたり、専用のペンが必要なのはかなりのネックに。
(他のタッチペンでも対応可能ですが、書き味がかわります)
専用ペンの先は特殊なので壊れてしまうと、筆圧をかけて漢字などが書けなくなります。
フィリピンでペンの先だけ欲しくても手に入らないので注意が必要です。
その他の教材
スマイルゼミを選ぶ際に、もう一つ迷った商材『すらら』もご紹介します。
(本当に最終まですごく迷いました)
すららは、不登校の生徒が無理なく勉強できるようにというすららの企業理念から生まれた仕組みで、知識がない状態から勉強できるようです。海外でなるべく1人でも(サポートは当然必要ですが)、知識がない一からの状態で学習できるということに非常に魅力を感じました。
また、自分でもっているタブレットなどで学習することができ、スマイルゼミのように専用端末を買う必要がないことも魅力のうちの一つです。
ただ月額料金が非常に高く、年間にするとスマイルゼミの専用端末台などはすぐに元が取れるほどです。
結論
我が家が結果選んだ日本語学習の方法は、『日本人補習校』と『スマイルゼミ』でした。
海外への長期移住には帰国時の準備も必要だと思います。
一生海外で過ごすことしか考えていなくても、子供が小学生ぐらいになってからの移住ではそう思うようにはいきません。(環境があわなければ本気で帰国したがります)
日本の学習(主に国語・漢字)は必須だと思いますので、
この機会に一度考えてみてはいかがでしょうか?
コメント